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エコタイヤって最近よく聞くけど何だろう?

最近よく聞くエコタイヤ(低燃費タイヤ)とは何だろう?本当に燃費は変わるのか?なぜ燃費がよくなるのか?デメリットは無いのだろうか?

エコタイヤの疑問はいっぱいありますよね?ここではその疑問を考えて行きたいと思います。

エコタイヤ(低燃費タイヤ)の定義?

エコタイヤの定義って何だろう?

これは考えるまでも無く決まってます、『日本自動車タイヤ協会』によって定義されています。

そしてエコタイヤには図1のようなラベルが貼られています。

このマークの説明としては、

《転がり抵抗性能の等級がA以上で、ウェットグリップ性能の等級がa~dの範囲内にあるタイヤを「低燃費タイヤ」と定義します。》

と図2の表によって定義されています。

ちょっと難しくなってきました。。。

図1

転がり抵抗性能?ウエットグリップ性能?

図2

先述でまた新しく出てきた言葉、「転がり抵抗性能」「ウエットグリップ性能」とはいったいなんでしょう?

「転がり抵抗性能」とは?

タイヤはみなさんご存知のとおりゴムでできています。車が滑らずに「発進」「曲がる」「停止」など基本的な動作ができるのは、ゴムと地面で起こる摩擦があるからですね。

しかし、この摩擦が転がり抵抗となり、抵抗値が高くなるとタイヤを転がすのに余分な力が必要となる為、燃費は悪くなってしまいます。

ということは、転がり抵抗値が低い(転がり抵抗性能が良い)タイヤは、燃費が良くなり、CO2の排出量も減り、環境に優しいといえます。だからエコタイヤと言うんですね!

では、転がり抵抗性能の良いタイヤには、デメリットはないのでしょうか?

あります!と言うかありました!それが、第一に「ウエットグリップ性能」です。

ウエットグリップ性能とは文字通り濡れた路面で滑らないか?と言うことです。これが低いと雨の日とかの急ブレーキ時に止まるまでの距離が伸びることがあります。

従来、転がり抵抗値を低くするとこのウエットグリップ性能が低下する傾向にありました。

しかし、各タイヤメーカの努力によりウエットグリップ性能を維持したまま、転がり抵抗値を低くすることが可能となり、エコタイヤが生まれてきました。

エコタイヤのラベルサンプル

エコタイヤの見分け方

エコタイヤの見分け方ですが、エコタイヤには右のようなラベルが貼ってあります。

このラベルが適用されるのは、一般的な乗用車用の夏用タイヤで、市販されているものが対象となります。タイヤメーカーのカタログやHP上、または製品自体に右のようなラベルが掲示され、タイヤの転がり抵抗を5段階に、ウェットグリップ性能を4段階に分けて評価されます。このうち、転がり抵抗がAランク以上かつウェットグリップ性能がa~dにランクされるものが低燃費タイヤと位置付けられます。

最近は、転がり抵抗が「AAA」ウエットグリップ性能が「a」の両方とも最高ポイントを付けたタイヤも発売されています。

タイヤを選ぶにあたって

もちろんタイヤはエコの面だけでなく、

・価格 ・乗り心地 ・静寂性 ・スタイル など色々な面から検討をしていくのが一番良いと思います。

菊嘉石油では、お客様のライフスタイルにあったタイヤをご提案していますので、お気軽にお問い合わせ下さいね!

エコタイヤでは無いラベルサンプル

ラベルの見方は、上段が転がり抵抗を、下段がウェットグリップ性能を表し、左に向かうほど性能が高くなる

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